おいしいにちよう市 vol.3 『 yo to wa 』
2012年 6月24日(日)11:00~16:00
おいしいにちよう市vol.3 出店者のみなさんのご紹介です。
● ちいさな菓子店 fika. (フィーカ)
出店内容: 季節の焼きタルト・フルーツタルト・焼き菓子
fika.さんは覚王山にある、ちいさな菓子店です。
ケースの中にはいろいろなタルトや焼菓子が、彩りもにぎやかに並んでいます。
ちいさいけれど、居心地の良いカフェスペースもあります。
お菓子づくりで大切にされていることは、自然なバランスだといいます。
材料や素材の性格を考え、それらが一番ストレスを感じないように自然なかたちで調理し、fika.さんのバランスで組み合わせることで、fika.さんらしさを表現しているのだそう。
今回のにちよう市では、【おいしいコラボ】にも。クノタカオキャラメルさんのキャラメルをつかって、fika.さんが3種類のキャラメルタルトをつくってくれました。
塩キャラメル・パッションフルーツ・カシスのキャラメルにあわせて、チョコやピスタッチオ・アーモンドクリームなどのタルト生地とオレンジのフレッシュな果実やコンポートしたリンゴなどなど、おいしいコラボしていますよ。
ぜひfika.さんの彩り豊かな、おいしいお菓子を体験してみてください。
http://www.fika-kashiten.com/
● shima (シマ)
出店内容: 焼き菓子・キノミのタルト・カヌレ・カトルカール
shimaさんは、本山の猫が洞通りから少し入ったところにある、カフェです。
看板も出ていないので、はじめてだと見つけられないかもしれません。
白い民家のような佇まいの家。その扉を開けて一歩、中に入ると、時間の動き方が少し変わったような、何かがすっと切り替わった感じがします。
日常の慌ただしい時間の動きが、shimaさんの空間の中ではゆったりと、そして自然に流れていきます。少しずつ、自分の身体がこの空間のリズムに溶け込んでいくよう。
この場所のことを誰に伝えるのか、誰と一緒に行きたいのか。そんなことを考えながら、大切なひとにだけ、こっそりと教えたくなる場所です。
「古い時代から今もなお受け継がれている、フランスの伝統菓子をもとに、遠い過去に想いを馳せながら作っています」と、shimaさんはいいます。
素朴なようできりっとしていて、一瞬わかりかけたようでいてまた変化していく。シンプルさの中に、shimaさんにしか出せない味わい深さがあります。その焼菓子は、どれもクセになるおいしさ。
WASANBON / KINOMI / PECANNUT / noix de coco du chocolat などの定番の焼き菓子。季節の焼き菓子 LEMON BISCUITSやmiel caneleや羊飼いのおやつと称したキノミノタルトなども。どうぞ、そのおいしさに触れてみてください。
http://web-shima.com/
● Kunotakao Caramel (クノタカオキャラメル)
出店内容:定番のキャラメル
(塩・カカオ・フランボワーズ・抹茶)
季節限定のキャラメル
クノタカオさんのキャラメルは、こどもの頃食べたものとは全く違う、大人のキャラメル。
塩キャラメルのコクのあるおいしさはもちろん、フルーツでつくられるキャラメルは甘酸っぱくて、それだけでまるで1つのケーキのよう。
実店舗がなく、購入できるお店も限られていて、イベントなどにもあまり出られていないと思うのですが、おいしいにちよう市vol.1に続いて2度目の参加です。
定番のものは食感や味を常に同じものを作ることを心がけ、季節限定のものは、食べたときに味や香りなど、口に入れた瞬間のインパクトを大事に作っているそう。
今回のにちよう市では、4つの味が楽しめるアソートセットが4種類あるそうです。
どのセットも、おいしそう!!選ぶの迷ってしまいますね。
○定番のキャラメル「塩・カカオ・フランボワーズ・抹茶」
○夏の爽やかキャラメル「白桃・パッション・カシス・マンゴー」
○ワインに合うキャラメル「バジル・シナモン・胡椒・アーモンド」
○和なキャラメル「杏・よもぎ・ほうじ茶・ごま」
今回だけの特別、【おいしいコラボ】では、仲のいい fika.さんと一緒に3種類のキャラメルタルトを作ってくれました。試作のときにお邪魔したのですが、一緒に作業している様子はとても楽しそうでしたよ。どんなタルトになるのか、すごく楽しみです。
http://autecouture.com/111takao_kuno.html
● salon de thé ALOUETTE (サロン ド テ アルエットゥ)
出店内容: ケーキ・焼菓子
アルエットゥさんのケーキは、シンプルで洗練された雰囲気がします。見た目も味も。
お店の雰囲気も、器の1つ1つも、アルエットゥさんの美意識をまとって存在しています。
どこかの国の、路地を入ったところにひっそりとあるような、そんな気配。自分へのご褒美に、ゆっくりと一人の時間を過ごしたくなるお店です。
ケーキや焼菓子に使われるフルーツのピューレやペーストなどは、季節の素材を使って丁寧につくられています。
「普通のことをひとつずつ丁寧に心を込めて作っています。」という言葉どおり、味からもその気持ちが伝わります。
お店では、お菓子に合うように選んだコーヒー、紅茶、日本茶などを一緒に楽しむこともできます。今回のにちよう市では、ケーキと焼菓子での参加です。
http://salon-alouette.net/
● 喫茶クロカワ
出店内容:自家焙煎コーヒー・自家製ドリンク
喫茶クロカワさんのコーヒーを、甘いお菓子と一緒に。
自家焙煎でじっくりとローストされたコーヒーは、本当に深みのある味わい。
アイスもカフェオレ(牛乳・豆乳)もあります。
アフリカを旅行していて立ち寄ったエチオピアで、コーヒーセレモニーという日本の茶道のようなものを体験したことがあるのだそう。この記憶とともに、コーヒーはどこかしら「旅」を想起させるロマンある飲みものだと。
喫茶クロカワさんのコーヒーを飲みながら、そんな豆の生まれた遠い地にも想いを馳せてみてください。日常のなかで、少しだけ特別な時間を過ごすために。
コーヒー豆は、単一エリアのものを数種類ピックアップして、豆の個性を損なわないように心がけて焙煎しているのだそう。また豆や果物、野菜は可能な限り無農薬または有機栽培のものを、他の素材も極力製造工程の少ないものを使用しているそうです。
今回は、コーヒーの気分ではない時やコーヒーが苦手な方への、いろいろなドリンクも用意してくれています。シンプルだけど丁寧に、素材の持つ味わいを生かした爽やかなドリンク、おいしいものばかりですよ。
● まっちん&ツバメヤ
出店内容: 本わらび餅・大地のどら焼き・かりんとう
まっちんの本わらび餅は、口にいれるとそのまま溶けていくやわらかさ。
きな粉の香ばしさが、わらび餅をより引き立ててくれます。
わらび餅を食べてしまった後は、たっぷり残ったきな粉がまた、お楽しみなのです。
お餅につけて食べたり、クッキーにしたり。素材がそのままおいしいから、次に何かをつくろうかなという気になってしまいます。
どら焼きは生地にも味のあるおいしさ。かりんとうは、食べ始めると口に運ぶのが止まらなくなりますよ。
ツバメヤさんは、風情ある岐阜の柳ヶ瀬商店街の中にあります。
無添加で素材にこだわったお菓子づくりをされています。
食感や風味・素材感を大切に、化学精製された白砂糖は使わず、奄美諸島の粗糖を使い、子どもさんでも安心して食べていただける和菓子を心がけているそう。
和菓子屋の家系に育ったまっちんさんは、和菓子職人としての感覚を生かして、現在は和菓子を中心にした商品開発、企画などを行い、岐阜のためにいろいろな活動もされています。
まっちんHP http://mattin.jp/
ツバメヤHP http://tsubame-ya.jp/
● 和菓子菓寮 ocobo (おこぼ)
出店内容:瑞羊羹・あんみつ・豆かん・糖蜜寒・
おこぼ餅
和菓子菓寮 ocoboさんは、覚王山にある和菓子カフェです。
京都の老舗の和菓子屋さんで修行した、確かな味を、気軽な気分で楽しめるお店です。
京菓子は、季節感を大事に、控えめな味、香り、淡い色が特徴。お菓子の名前にも、四季の移ろいが感じられ、和菓子独特の豊かな世界が広がります。
今回は、初夏の季節に合わせて、瑞羊羹・あんみつ・豆かん・糖蜜寒などの冷たい甘味を。
写真の左・瑞羊羹は、和三盆糖の黒い層と白大豆の白い層との2色のコントラストが素敵な一品。右はあんみつ。恵那産の寒天につぶ餡や豆、求肥などが彩り豊かに。これに黒蜜をかけていただきます。
おこぼ餅は、おこぼさんの看板商品。羽二重餅製の、ふわふわっとしたお餅で、和三盆糖蜜とクルミが練り込まれています。羽二重餅の口溶けのよい柔らかさと、クルミのカリカリとした歯ごたえが交互にあらわれて、なんともいえないくせになるおいしさ。
コーヒーや紅茶などにも相性のいいお菓子です。普段、あまり和菓子を食べないという方にも、おすすめのお菓子です。
http://ocobo-wagashi.com/
● 善次郎せんべい平野屋
出店内容: せんべい・あられ
平野屋さんの創業は150年。
文久二年に、初代の善次郎さんが江戸ではじめたのが始まりです。
三代目善次郎さんが名古屋に移り住み、江戸前の味わいを伝えました。
現在は、西区・浄心のお店で手焼きせんべいを製造、販売されています。
おいしいおせんべいのポイントは、こだわりのお米。
素材の味が生きる新米のみを使い、粉にしてから水を加えてお餅にしていきます。次に餅を延ばしておせんべいの型を取り、天日干しして乾燥。ひびが入ったり変形したりしないように、乾燥ムラには一番神経を使うそうです。
次に焼いていきます。焼くときも手前と奥とでは温度が違うため、前後を入れ替えながらムラなく。生地は焼けてくるとフワフワと膨らんでいきます。焼けたら粗熱を取り、秘伝のタレに浸けていき、次に乾かして完成です。
タレの醤油の香りが、鼻に抜けるよう。そしてパリっとした歯ごたえと同時に、お米の風味がひろがるのが特徴。堅焼き風の見た目と違い、その歯ごたえは切れがよくて、負担なく噛むことができますよ。
甘いものつづきのときには、やはり辛いものを。ぜひ、お米の風味のする、おいしいおせんべいを食べてみてください。
にちよう市はもちろん、イベントにははじめての出店だそうです。
六代目善次郎さんが、当日販売してくれますよ。
http://zenjiro-senbei-hiranoya.com/
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